小学生の受験生に必要な睡眠時間は?リアルな睡眠時間はいったい

中学受験生の睡眠時間
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この記事は、中学受験をする小学生には睡眠は何時間必要なのかをまとめました。

子供が睡眠時間が必要なのはわかっていますが、寝ている時間ももったいないと思ってしまうほど、切羽詰まって来るのが『受験』です。

できる限り勉強をする時間を確保したいけれど、体を壊したら元も子もないので、今回は小学生に必要な睡眠時間はいったい最低でも何時間なのか、実際に受験生は何時間睡眠をとっているのかを調査しました。

我が家の受験生の息子の話もさせていただきます。

この記事でわかること

・小学生に必要な睡眠時間とは
・実際の小学生の睡眠時間は?
・小学生の受験生リアルな睡眠時間は?
・睡眠時間が少ないとどんな危険が?
・睡眠の質を上げる4つのこと

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小学生の受験生に必要な睡眠時間とは?

充分な睡眠が取れていないと、集中力はもちろん学習の効率も悪くなり、時間をかけてした受験勉強も意味のないものになってしまいます。

2015年に国立睡眠財団(NSF)が公表した『健康を維持するための正常な睡眠時間によると

年齢 最低睡眠時間 健康的な睡眠時間
0〜3ヶ月 11〜13時間 14〜17時間
4〜11ヶ月 10〜11時間 12〜15時間
1歳〜2歳 9〜10時間 11〜14時間
3歳〜5歳 8〜9時間 10〜13時間
6歳〜13歳 7〜8時間  9〜11時間
14歳〜17歳 7時間  8〜10時間

6〜13歳を見ると9時間〜11時間となっています。

受験生のお子さんを持つ方は『そんなに寝させられてない…』と不安になったのではないでしょうか。

ちなみに我が家の受験生の息子ですが、9時間〜10時間ガッツリ寝ているので安心…ではなくて

逆に受験生なのにこれでいいのか?!と思うこともあり、悩むところです。

お母さん

最低ラインである7時間が受験生のリアルな気もします

実際の小学生の睡眠時間は何時間?

最近は、スマートフォンやゲーム機などの普及の影響から、小学生の睡眠時間が少なくなったと思われがちですが、学研教育総合研究所が行った調査によると1989年から2019年まで、さほど睡眠時間は変わっていないのがわかります。

出典:学研教育総合研究所

1989年では9時間半の睡眠時間、2019年は9時間の睡眠時間。

就寝時間は9時半から10時に変化していることから時間は短くなったことがわかります。

ただし9時間の睡眠が取れているので健康的な睡眠時間が取れていると言えますね。

国立睡眠財団が示した9時間前後の睡眠が取れていますね

小学生の受験生リアルな睡眠時間は?

では、実際に受験をする小学生は、何時間睡眠が取れているのでしょうか?

キッズ@niftyが行った『夜寝る時間と睡眠』に関する調査によると、小学生の49%が睡眠時間が足りていないと回答があったそうです。

小学生中学生の睡眠満足している割合

出典:リマセム

『睡眠が足りていない』と回答した小学生の理由として「家での勉強に時間がかかる」(24%)がもっとも多く、「塾や習いごと」で帰りが遅いことを理由にあげた小学生は27%でした。

全てが受験生の回答ではないので一概には言えませんが、塾の課題や学校の宿題に追われて睡眠時間が遅くなってしまっている事実も。

実際に小6のお子さんを塾に通わせているママ友から聞いた話。

ママ友
ママ友

夜塾から帰宅して20時半。そこから夕飯を食べてお風呂に入り大体9時半くらいです、そのあと学校の宿題や塾の課題や復習を済ませて、寝る時間は23時半を過ぎることが多々あります。朝は7時に起きて、学校の授業中に眠くなってしまうこともあるみたいで…平均睡眠時間は7時間です。

このママ友によると…
6年生の1学期2学期の成績が落ちてしまい、学校での成績も加点され報告書が必要な公立の中高一貫校を目指していたので、本末転倒…今は私立の受験も視野に入れて勉強をしているそうです。
睡眠時間を短くして、その分勉強に当てても身につかなければ意味がなくなってしまいます。
せっかく学習した効果を最大限活かすには、充分な睡眠9時間程が欠かせないのです。
また受験勉強のラストスパートから本番までは真冬の時期にもなり、感染症から身を守るためにも睡眠時間は勉強と同じくらい必須なのです。

ちなみに息子は、通信教材を使って受験勉強をしていますので、塾の課題に追われることもなく睡眠時間をたっぷり取れている理由でもあります。

通信教材で受験勉強なんて…と思う方も多いと思います。

確かに塾のサポート体制には勝てないですが…本人のやる気次第なので、そこまで大差ないかな〜と思っています。

受験勉強ができる通信教材といえばZ会が有名。

進研ゼミやチャレンジなどに比べると難しい内容にもなっていますし、私立の中学受験用のコースと公立の中高一貫校コースもあって充実した内容になっています。

\塾代が高すぎて受験させてあげられないとお悩みの方はのぞいてみてください/

【小学生の受験生】睡眠の質を上げる5つのこと

睡眠が足りていないと、日常生活においてどんな支障をきたすのでしょうか?

受験生にちゃんと睡眠時間を確保しろといっても、簡単には確保できないのが現状ですよね。

可哀想と思っても勉強を変わってあげるわけじゃないし…

少ない睡眠時間をより良いものにするためにお母さんができることもたくさんありますよ。

睡眠の質を上げる5つの事

・夕食は就寝の3時間前までに
・脂肪分の少ない食事を意識する
・寝る前にスマホやタブレットは見ない
・幸せホルモン『トリプトファン』摂取
・足のマッサージ

夕食は就寝の3時間前までに

ご飯を食べている男の子

寝る直前に食事をすると、体は消化吸収を優先する事になり、睡眠時に脳や疲れた体の疲労回復ができなくなります。

塾でお弁当の時間がある場合はOKですが、21時頃になってしまうご家庭も多いと思います。

なるべく消化の良いものを心がけましょう。子供が大好きなジャガイモもおすすめです。

脂肪分の少ない食事を意識する

野菜スープ

食べ物が消化する時間

・米や麺類などの炭水化物⇨3時間
・肉や魚などのタンパク質⇨5時間
・動物性の脂肪分など    ⇨8時間

動物性の脂肪は、消化するまで8時間もかかってしまうことから、なるべく避けた方が良いですね。

どうしても肉を食べさせたいなら…鶏肉にして脂身の多い皮は外すなど工夫を。

鶏つくねが入った野菜スープなどもおすすめですよ。

寝る前にスマホやタブレットは絶対見ない

スマートフォンはバツ

スマホやタブレットなどから発せられる光によって、脳が『昼間だ』と錯覚してしまい寝付きが悪い上、眠りが浅いなどの睡眠障害を起こしてしまいます。

『ずっと勉強頑張ったから寝る前にちょっとYouTubeくらい…』となってしまうかもしれませんが。

寝る前スマホは、体に悪影響しかないので絶対にやめさせましょう!

幸せホルモン『トリプトファン』摂取

セロトニン化学記号

トリプトファンとは、必須アミノ酸のひとつで、食事から栄養分として摂取しなければならない成分です。 牛乳から発見され、乳製品や大豆製品、ナッツ類などの様々な食品中のたんぱく質に含まれています。精神を安定させ、鎮痛作用を持つ神経伝達物質の原料となります。

引用:日本ヘルスケアサプリメント協会

トリプトファンは脳に運ばれると、セロトニンを作る元となります。

セロトニンには寝付きがよくなる効果や興奮や不快感を鎮めて精神を安定させる効果があります。

毎日の食事にトリプトファンが多く含まれている食材を意識するといいですね。

トリプトファンが多い食材

・大豆製品(豆腐・納豆・醤油・味噌)
・魚類(カツオ・マグロ)
・ナッツ類(アーモンド・ピーナッツ)
・乳製品(牛乳・チーズ・ヨーグルト)

マッサージをしてあげる

足をマッサージしている

いつも自分と戦っている受験生。寝る前に少しマッサージをしてあげませんか?

米マイアミ大学医学部の研究チームは、マッサージ療法に関する12本以上の論文を包括的に考察した結果、マッサージは体の生化学に作用するため、うつ病と不安神経症の両方に効果的であると結論付けた。事実、うつ病か不安神経症のいずれかを患う成人の男女と子ども約500名を対象とした研究では、マッサージ療法によって、被験者のコルチゾール(ストレスホルモン)量が最大53%減り、セロトニンの量が増加した。 

引用:Yahoo!ニュース

我が家は、昔から寝る前のマッサージをせがまれて、足や頭、手のひらのマッサージをしています。

マッサージをすると、ストレスホルモンが減って、幸せホルモンのセロトニンが増えることから、受験生にはマッサージは効果的!

5分もすれば子供は寝てしまい、気持ち良さそうに寝付いたのを見ると安心しますよね。

息子
息子

幸せな気持ちになって、また勉強頑張ろうと思えるんです!

小さい頃からマッサージをするときは必ず【アロベビー ミルクローション】を使ってマッサージをしてあげています。

アロベビーラインナップ

ラベンダーとローズマリーから抽出された天然オーガニックオイルを使っているので、リラックス効果もあって、マッサージをしながら私もウトウトしてしまいます

赤ちゃんも使えるローションなので、肌が弱いお子さんにも安心です。


小学生の受験生に必要な睡眠時間まとめ

今回は、中学受験をする小学生には睡眠は何時間必要なのかをまとめました。

健康的に過ごせる睡眠時間は9時間、最低ラインは7時間ということが分かりました。

個人差がありますが、時間はともかく睡眠の質を上げることを意識するといいですね。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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