『公園で遊ぶ約束をしたのにお友達が来ない』
本日はこんなトラブルに絞って、原因や対処法、やってはいけないNG行動をお伝えしていきます。
小学生同士で遊ぶ約束したのにお友達が来ない。なんで?
帰ってくるなり『〇〇公園で〇〇くんと遊ぶ約束した!』
小学生のお子さんがお友達と約束してくると、親は嬉しいものですよね。
笑顔で見送ったにも関わらず、しょんぼりした様子で子供が帰ってきた。
親としては、『え?!ずっと待っていたの?』(可哀想…!)
なんで・・・うちの子がこんな目に・・・ひどい!
もしかしてイジメ?!
そのように、感じてしまうのも分かります。
ましてや、小学生のお子さんが、30分や1時間も公園でひとりぼっちで待っていたと思うと心配でたまりませんよね。
ですが、この『遊ぶ約束したのに来ない』問題。
めちゃくちゃよくあるトラブルなんです。
来ない理由ってなに?
・習い事の振り替えをしていたのをすっかり忘れていた
・親が歯医者の予約をしているのを知らなった
・学校から帰ったら親戚や来客が来ていて、完全に忘れてしまった
・そもそも約束した曜日が違った
・時間を約束していなかった
小学生同士の約束ですから、場所や時間も曖昧だったりします。
そもそも日にちを間違えていたor勘違いしていたなんて事も小学生ならあり得るんです。
さらによくあるのが、習い事の振り替えや病院の予約を親がしていた。
私の息子の場合、午前中に一人と約束をして、午後にはすっかり忘れて違う子と約束をしてしまった等、ありえないような理由もあります。
相手の親御さんも、連絡しようにも連絡先を交換していなければ連絡ができないので、そのまま…なんて事もよくある事です。
日頃から、学校行事などに顔を出してお母さん同士の交流をして連絡先を交換していれば問題は解決しますが、そういうのってけっこう煩わしいですよね…
小学生同士で遊ぶ約束したのにお友達が来ない時の対処法
いったい親はどうすべきか…悩むところです。
ですが、上であげたさまざまな理由もあることから、『そこまで気にする事はない』という前提はあります。
しかし、子供にとって、『約束をすっぽかされた』となれば傷ついてることは確かなので対処は必要ですよね。
まずはお子さんのケアから
まずは、お子さんのケアを第一に。
『悲しかったね。』と、ママも同じ気持ちだよ。ということを伝えてあげるのも良いかと思います。
それから、お友達の立場になって考えてみて
『もしかしたら・・・◯◯だったのかもしれないよ?』と明るく接してあげましょう。
逆の立場で考えてみて、シュミレーションしてみると『そうだったのかもしれない』と思えるものですよ。
絶対ダメな親の行動
感情的になってしまうのはわからなくもないですが…
- 相手の親御さんに連絡する
- 学校の先生に連絡する
- お友達(お友達の親)に、なぜ来なかったのか等問い詰める
話し合いがこじれる事もあります。
『あそこの親はめんどくさい』レッテルを貼られ、
『〇〇ちゃん(くん)とは遊ぶのやめなさい』となることも考えられ、お子さんが孤立してしまう可能性も。
何度も何度もすっぽかされる
また今日も、すっぽかされた。この前もすっぽかされた。
何度も遊ぶ約束をしてもお友達が来ない。という場合はちょっと考えものです。
悪気がなくすることがほとんどですが、悲しい事に意地悪な子がそういった事をすることは、実際にあるっちゃあります。
この場合は先生に相談してみても良いと思いますが、先生に相談する場合は慎重に。
先生は話し合いの場を設けて、ことの経緯を確認する等のことをします。
すっぽかした相手からしたら『チクられた』もしくは悪気がなかった場合などは『悪者にされてしまった』などの感情を抱き、関係を悪くさせてしまう事も考えられます。
いじめのサインは、見逃すことはないようにはしたいですが何事も子供同士のトラブルは、お子さんの意見を尊重し適切に対処するのが良いかと思います。
年齢が上がるにつれて、子供同士も気の合わない子との距離の取り方もうまくなってくるので、他に意地悪をされていないのならば、『何度もすっぽかすような子とは約束をしない。』とお子さんと話し合ってみるのが良いかもしれませんね。
小学生同士で遊ぶ約束したのにお友達が来ない時の対策とは
ここでは、『小学生同士で遊ぶ約束をしたのにお友達が来ない』というようなトラブルを防ぐための、事前の対策を考えて行きたいと思います。
待つ時間は〇〇分まで!
『約束は守るもの』『もう少し待てば来るかもれない』と1時間でも待ってしまうのが子供です。
小学生のお子さんがひとりぼっちで30分や1時間も待っていたら犯罪に巻き込まれる可能性もありますし。
ましてや、女の子だったらもっと心配になるはず。
『約束の時間から20分待っても来なかったら帰る』というようなルールをお子さんと考えてみては以下かでしょうか?
よく遊ぶお友達ともルールを決めて確認し合うのもいいかもしれませんね。
時計は、門限を決めている場合は必需品です。
『家帰ったらすぐ』の約束はしない
『家に帰ったらすぐ、支度をして遊びにいく』という約束は、時間が曖昧です。
学校から1、2分で帰れる子もいれば20分くらいかかる子もいますから、余裕でいける時間で遊ぶ約束をすれば、急がずに向かう事もできます。
『早く行かないと!他の友達はもう遊んでるかも!早くいきたい!』というような思いから、走ったり自転車を飛ばして事故に遭う危険も心配ですよね。
なるべく2人以上で約束をする
『今日って遊べる?』
『もしかしたら、行けないかもしれない。』
『家に帰らないと予定がわからないから行けたら行く』
この二つの返事、とってもよくあるんです。
二人で約束した場合ひとりぼっちになる可能性大なので、なるべく2人以上で遊ぶ事を子供に提案しています。
・どちらかの家のピンポンを押して集合する
という方法も。遊べない場合もこれが確実かと思います。
犯罪に巻き込まれないために…
小学生になれば、親の目の届かない場所で遊ぶことは突然増えてきます。
私は、心配性なので、キッズケータイやスマホを持たせていましたが、いざ電話をすると電話にでないというのは日常茶飯事。
自転車のカゴやどこかにスマホを置いたまま遊んでいるんです。(本当困りますよね…涙)
キッズケータイも首から下げるものですと、走ったりすると邪魔なようで普通にベンチに置いてあった事も…そのまま忘れて公園に一緒に探しに行ったこともありました。
現在、我が家は子供用のスマートウォッチに落ち着きました。
SIMカードを入れればスマートウォッチ単独で持ち歩いても電話もOK。
居場所の確認もでき、月額858円で利用しています。
見た目も可愛いので、息子も気に入って身に付けてくれるので安心して遊びに行かせています。
\通話・チャット・GPS機能付きのスマートウォッチ/
まだまだ小学生のうちは、親のサポートが必要だなと感じることは多々あります。
ですが、あまり子供たちの世界に入り込まず、これから大人になるにつれて、こんな理不尽な事もあるし、悔しい事もあるだろう…と子供自身がそれを知っていく良い機会だと思って、そばで見守っていきたいですよね。
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