『ママがおばあちゃんになるところみたくない』

家族
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みなさんは、夜寝る前に子供とお話していますか?

子供が2人とも小学生になり、寝かしつけがなくなりましたが、私は毎日一緒にベットに行ってお話をするようにしています。

普段していない話やムカついた事や悲しかった事、嬉しかった事など、意外と面白い話が聞けて、欠かさずお話しているようにしています。

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ベットの時間ですよ

ある夜、小学3年の息子と布団に入ってお話をしていたとき突然…

息子
息子

…ママがおばあちゃんになるところみたくない

というのです。

え…急にどうした?と思ったのですが、詳しく聞いてみました。

ママ

え?なんで?

息子
息子

だっておばあちゃんとかって歩くの遅いしさ…なんかやだ

ママ

笑…速いおばあちゃんだっているよ。うちのバァバ元気じゃん!

息子
息子

でも…おばあちゃんってすぐ死んじゃうんでしょ?

・・・・・

そうゆう話か。

いつまでも可愛いママでいてほしいって感じなのかと思ったら、難しいお話でした。

息子
息子

だからママはおばあちゃんにならないでね。(ぎゅうぅ〜)

『おばあちゃんになりたい』

涙を流しながら、おばあちゃんにならないで。という息子からのお願い。

それはきっとそのままの意味で受け取っていいものなんでしょうけど。

努力はします。綺麗なママでいるための努力。

でも、私は心のそこから思っていることがあります。

それは、『おばあちゃんになりたい』と言うこと。

決して、早くヨボヨボになりたいとかそう言うことじゃなく、長生きをしたいということ。

3年前、私はステージ3の癌になりました。

その時私は、『あ…終わるんだ?私の人生コレで終わり?』と。

31歳で癌とか、ありえない。ステージ3?死ぬじゃん。

こんな元気な私がなんでよ。って。地獄をみました。

治療の抗がん剤中も、見た目はただのママ。

息子たちを公園に連れて言った時、知らないおばあさんに話かけられ

 

『若い人は元気でいいわね〜痛い所とかないでしょう?あちこち痛くて困っちゃうよ〜』

と言われた時。

 

心の底から、

『私はあなたが羨ましい』

と思いました。

楽しいことや悲しいことがたっくさんあったんだろうけど。

泣いて笑って、私の倍以上生きて、今この瞬間を生きて。

全国のおばあちゃんおじいちゃん

『ここまで生き抜いて来れておめでとうございます』

と声を大にして言いたい。

愛で溢れた幸せな夜

ママ

でもね?ママ…おばあちゃんになりたいな

息子
息子

なんでぇぇぇ・・うぅ。

ママ

すぐじゃないよ。〇〇が大人になって結婚して孫ができておばあちゃんになって、そっからまだまだ楽しむよ〜!あー楽しかったって死にたいね。

息子
息子

結婚なんてしないよぉ!ママより先に死ぬから・・うぅぅ

 

ママ

やだよ〜ママが先に死ぬから〜うぅぅ・・・

息子
息子

ずっとずっと一緒にいようね…うぅぅ

息子の言葉に不覚にも、泣かされてしまった。

闘病中の当時、長男は少し不安定になりましたが、次男は全く変わらない様子だったのに。

まだまだ8年しか生きてない息子が『死』に対して何かを感じ、何が大事なのかを考えていることを思うと涙が溢れて止まらなくなりました。

背を向けて泣いてる息子をどうしたらいいものかと。

私は1日の最後、息子たちとの『ベットの時間』は大切にしていて、どんな日でも笑顔で終われるようにお話の時間を欠かさずやってきました。

ただ今回はどんな声をかけたらいいかわからくなってしまって、

自分の気持ちの中に『癌の再発の不安』があるから、悲しくて悲しくて。

ですが、救世主が2段ベットの上にいました。

黙って聞いていた小5のお兄ちゃんが突然

『ママと〇〇が言ってるおばあちゃんってさ70歳くらい?80歳くらい?90歳?』

『どっちにしても、ママがおばあちゃんなら〇〇(次男)も結構おじいちゃんになるよ?』

90歳のおばあさんと60歳のおじいちゃんじゃん!ぎゃはははは

ママ

た・・確かに・笑

横で、背中を向けてシクシク泣いていたはずの次男の肩が小刻みに揺れていました。

長男もきっと2段ベットの上で泣いていただろうに。

とっても、愛で溢れていた夜なのでした。

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